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小林よしのり
2015.12.21 08:37ゴー宣道場

第52回「ゴー宣道場」アンケート回答(その2)


第52回「ゴー宣道場」のアンケート回答、
その2であります。

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◆切通先生の基調講演、とても面白かったです!
 笑いとともに深く考えさせられる示唆もありまた多岐に
 わたっていて、本質にせまるものでもあったと思います。
 でも岡田斗司夫のキス写真を見てしまった時のお話、
 どういう訳かツボに入ってしまいました。「そこ!?」という
 脊髄反射と、その奥に実はかなり深い道徳観まで
 探れるような気がしながらも、笑いが止まらなかったです。
 (埼玉県・46歳女性・パート)

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理作氏の人格が面白すぎるな。

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◆切通師範の評論家としての業(ごう)が一般の道徳とは
 かけはなれてしまう場合もあるということを聞いて、ここでも
 その時々でのバランス感覚が必要なんだとあらためて
 感じました。
 (東京都・44歳男性・会社員)

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自分のプロの矜持も道徳ですもんね。

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◆まさかの高森師範不在!かと思いましたが、一部に
 間に合ってよかったです。
 切通師範のお話、面白すぎです。木蘭師範が大爆笑
 していたのが印象的でした。切通師範の誠実さと素直な
 感じが、すごく良く表れていたと思います。ブログに少年Aの
 ことを書いた時、小林師範が「魂がとられる」みたいな表現を
 していたと思いますが、実は、私も少し心配でした。
 この様な言い方は好きではないのですが、「こっちに戻って
 来てー!」って思いましたもの。
 (東京都・38歳女性・看護師)

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心配させちゃいかんからね。

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◆道徳と欲望がこんなにも密接な関係にあるとは考えても
 みなかった。私は道徳は良心の形成や実践について
 話し合われるものと勝手に思い込んでいたので、
 切通先生のキス写真の話、酒鬼薔薇聖斗の全裸なめくじの
 話で一気に崩された感じです。あまりにぶっちゃけた話で
 面白過ぎて話が脱線するかと思いきや、客観性や身の程を
 わきまえるなどと新しい視点から、道徳を斬る、
 素晴らしかったです。(高森先生の女子高生おっぱい事件も
 思い出すと笑ってしまいます)
 (東京都・40歳女性・会社員)

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しかし自称保守って、憲法にまで「道徳」を
書き込もうとしていながら、等身大の「道徳」に
ついては全然興味がないんだから、あきれ果てるな。

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◆「道徳とは技術であり、反復練習によって身につく」
 「道徳は勇気に直結している」というよしりん先生のお話は、
 大いに腑に落ちました。組織の中での立場などもあり、
 本心で「こうあるべき」と思っていても発言できないという
 経験は何度もあります。易きに流れることの反対が
 道徳と肝に銘じ、実践していきたいと思います。
 (神奈川県・34歳男性・会社員)

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健闘してくれ。

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◆(参加の動機)前回11月のゴー宣道場が初めての
 参加だったが、感銘を受け、ずっと来続けて勉強して
 いきたいと思った。
 道徳とは、について、習慣や反復練習という言葉が出た。
 この時、私はとある高校で「無意識→意識→無意識」
 という貼り紙がされているのを思い出した。これは、今まで
 「無意識」でしていなかった行動を、「意識」して実践をする。
 繰り返していく内に、「無意識」のうちに自然に自発的に
 できるようになる、という主旨のものでした。何か点と点が
 繋がった心地がして、とても為になった。
 (兵庫県・19歳男性・学生)

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若いうちに大人が到達した思想を吸収しておくと
得な気がするね。

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◆「道徳には勇気が必要」というよしりん先生の言葉には、
 考えさせられました。「道徳とは技術」アリストテレスの
 格言の紹介もお話を聞く上で、腑に落ちました。
 ただ、同時に勇気を出して持続させるには、非難や
 批判・中傷に耐えられるだけの「やせ我慢」も必要だと
 お話を聞いていて強く感じました。そして自称保守の
 「放言主義」も「勇気」を装った「蛮勇」である事も
 よく分かりました。
 自分の弱さと向き合い、それを相手にさらす、弱さを克服
 することが、真に勇気ある人間である事を改めて感じさせて
 いただきありがとうございました。
 (群馬県・35歳男性・アルバイト)

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ネットのせいで非難・中傷は日常に
なってきたからな。

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◆小林先生の言った「共同体に害を及ぼすこと」が不道徳
 みたいな言葉は明快だった。切通先生と小林先生の
 おそらく先天的な性質や性格の違い。その人間としての
 タイプの違いに沿ってそれぞれが道徳心(正義感)を持って
 生きているのがなんか爽やかでした。
 (東京都・43歳男性・音楽制作業)

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爽やかか。なるほどねえ。

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◆朝日新聞の記者個人としては、誤っていると思っていても、
 会社の社論に逆らえない、読者の求めている記事を
 書かなくてはならない葛藤がある、と言うこと。
 やっぱりそうだなと分かり、すっきり致しました。
 偏見が少しなくなりよかったです。
 (兵庫県・43歳男性・飲食業)

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新聞記者もつらいのかもしれないね。

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◆50才を超えた私も、20代の女性とのキスは無理かと
 改めて思い知らされました(笑)。
 切通師範のご両親の夫婦で老人ホームと我家との
 別居の選択は私の想定には入っておらず、自分で
 自分の身を処するという哲学をお持ちなのだと思いました。
 大変参考になりました。有難うございました。
 (神奈川県・52歳男性・会社員)

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20歳の女性とのキスを「公開すること」が
気色悪いんだよ。

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◆「堂々と死ね」小林先生がお母様に言われた言葉が
 印象的。私は母にどんな言葉をかけるか、考えさせられました。
 (埼玉県・42歳男性・リハビリ)

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いくら怖がって、逃げ回っても、死ぬときゃ死ぬ。

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◆自身の老いを自覚するときのショックは小林先生、
 切通先生でも感じるのですね。それは、自分の若い
 20ー30代の気持ちをもっているからなのか。
 年は重ねてもなお、活力は存分にあるぞという自信が
 あるからなのか。どちらにしろ、席を譲られるというのは、
 その気持ちも自信も否定されると感じるのは自然で、
 相手の親切に礼を言う余裕は失われそうですね。
 もうすぐ30代になることも信じられない自分は将来が
 不安でなりません。
 (神奈川県・28歳男性・大学院生)

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見た目はどうか知らんが、内的パワーは衰えてないから、
自覚できないんだよ。
わしの場合は、席譲られたときより、
気力がなくなった時の方がショックだろうな。

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◆「道徳は技術」というお言葉が、今回の道場で一番
 感じ入りました。知識では理解していても、それを実行する
 一歩が踏み出せなくて、不道徳のままで来てしまったことは
 枚挙にいとまがありません。もういい年の大人になっていながら、
 子供の手本にもなれていなかったと反省するばかりです。
 一方で何らかの技術を身に付ける際には、勇気を出して
 失敗を恐れずに何度も挑戦しては学んで考えて取り組んで
 いた事を思い出しました。道徳も同じように何度も挑戦して
 「クセ」にしていきます。
 (群馬県・31歳男性・家事手伝い、就労訓練中)

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まだ若い。頑張れ!

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◆今回の道場が今までで一番楽しく感動しました。
 特に今回は切通さんの話を沢山聞くことができて
 うれしかったです。
 道徳に関しては勇気を持ち習慣化すること、常に
 その行為に対して振りかえって思考していくことが
 大切だと思いました。
 (東京都・38歳男性・会社員)

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理作氏、もっとブログを書きなさい。

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◆今年も一年間、様々なことを考えるヒント、
 行動のきっかけをいただきました。よしりん先生はじめ
 師範の皆様方、スタッフの方々、設営隊の皆様には
 本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
 良いお年をお迎えください。そして来年もまたよろしく
 お願い致します。
 (東京都・40歳女性・会社員)

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来年2月の「ゴー宣道場」のテーマは、
年が明けてから発表します。


小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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テーマ: ゴー宣DOJO in広島「原爆の悲惨さはなぜ伝わらないのか?」

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